2011-05-13

ヘンリー・ターガー展

なんといって良いのやら。

幸せとは言い難い、彼の生い立ちを知って見るべき絵だと思う。
なぜこんなにも残虐で可愛らしい絵が生み出せるのか。
それも膨大な量、一人部屋でこつこつと60年間も描いていたなんて。
想像するだけで、不気味さとふびんに思う気持ちとが交差する。
原画も近くでみると妙に生なましい感じ、絵の具の薄さとか線のぶれとか。
何を思って描いていたんだろうか。

『非現実の王国として知られる地におけるヴィヴィアン・ガールズの物語、
子供奴隷の反乱に起因するグランデコーアンジェリニアン戦争の嵐の物語』

これが物語の正式名。はぁ。題名も長いね。

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