2011-03-19

green drinks for TOHOKU



東北地方太平洋沖地震のために、わたしたちにできること

そんな思いから被災地域(東北甲信越)の食材を使ったお料理を
振る舞うチャリティーパーティに参加した。
売上金の半額を義援金として被災地に届ける、つまり
光熱費などの経費以外は全額寄付するという仕組み。
『チャリティーパーティ』という言葉が、
こんな状況の中、なんだかとても軽々しく聞こえ、
不謹慎?参加していいのかなと正直迷ったけれども。
家で被災地のニュースを見ながらぼんやりしてるよりいいかなと。
そして前から注目していたMOTENAさんのお料理ということもあり。

しかし、どれもこれもパワフルに満ちあふれていた、すごい。
お料理!東北の食材、それも旬の食材がとてもシンプルな調理法で。
秋田出身だけれど「いぶりがっこのポテトサラダ」は新しい発見。
「こごみのおひたし」も色鮮やかなグリーン。
まんまるで少し苦い「ふきのとうのフリット」は山の味がした。
また、これだけの人を(80人)一週間で集める主催者のパワー。
義援金を託すNPOを探したり、料理人を集めたり、webを立ち上げたり。
地震直後から一週間、東京だって余震が続いたり、電車が止まったり、
スーパーに食料が品薄だったり、そんな中でこの企画を立ち上げる情熱。
そしてこの日一日で10万円ちょっとのお金を寄付できるという事実。
スーパーで買いだめする人がいたり、電気を節約する人がいたり、
義援金を集める仕組みを考える人がいたり。
みんな同じ一週間。どの人が優れているというわけではない。
ただ、色々考えた。すごく刺激を受けた。

ちなみに私の寄付金は「Think the Earth」というNPOに一旦集められ、
そこから中堅の団体に“集まった基金の全額”が配分されるとのこと。
この日初めて知ったけれど、大きな団体に寄付すると手数料が発生し、
自分が払った全額が寄付されない場合が多いらしい。
また、報道などで大きな団体ばかりに寄付が集中するけれど、
専門分野に長けた中堅の団体に活動資金がまわらなくなってしまうという。
そんな現場の問題なんて少しも知らなかった。

とにかく私の寄付金が少しでも役に立ちますように。
いろんなパワーが自分にぶつかってきてなんだかくたくたな一日だった。

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